中田翔さん「全然打てないのに『中田翔だから』って理由で試合に出てるのが辛かった。若手の活躍の場を奪っていた。」

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中田翔氏が明かした引退の背景…上原浩治氏も共感「俺もそうだった。年取るとそっちに行っちゃう」

巨人、レッドソックスなどで活躍した上原浩治氏（50＝日刊スポーツ評論家）が30日までに公式YouTubeチャンネル「上原浩治の雑談魂」を更新し、今季限りで現役を引退した中田翔氏（36）との対談動画をアップロードした。

中田氏が引退を決断した背景を明かした。「40（歳）まで、（息子が）パパはプロ野球選手だってわかるぐらいまでやりたいっていう気持ちは強かったんですけど、コンディション不良が続く中で、体的にも精神的にも負けてしまった。チームに迷惑をかけてしまっていると、考えるようになった」。

また、シーズン中盤での決断となったことに「迷惑をかけたくなかった。2軍での起用も。結果が出ないのに中田翔だからって、試合に出続けるのも苦しかった。若い選手達の活躍の場を奪ってしまう」と思いを振り返った。

上原氏は「俺もそうだった。（2軍は）ベテランがいる場所じゃない。マイナスなことを考えると、体も一気に落ちていく。引退を考えちゃうと、そっち（引退）に向かっちゃう。年取るとそっちに行っちゃう」と共感した。