自民党「コロナ対応専念する為、予定通りに国会閉会する」🤔🤔🤔？？？

森山氏「コロナ専念へ予定通り閉会」　安住氏「閉じる方が不自然」

　通常国会の会期末（16日）が近付く中、与野党の国会対策委員長が6日、NHKの討論番組に出演し、会期延長の是非や「政治とカネ」を巡る問題などを議論した。自民党の森山裕氏は「新型コロナウイルス対応に政府が専念していただくためにも、国会は予定通り閉会した方がいい」と述べ、原則として延長しない意向を示した。

　これに対し立憲民主党の安住淳氏は「東京オリンピック・パラリンピック（オリパラ）とワクチン接種というヤマ場を迎えている。国会を閉じることの方が不自然だ」と延長を要求。「（コロナ対策で）休業を迫られている業種が多い。補正予算を組んで十分なサポートをしっかりすべきだ」と補正予算案の編成も求めた。
　
だが、森山氏は「必要な時が来ればスピーディーに編成する」としつつ「予備費も4兆円と莫大（ばくだい）な予算を持っているので、十分足りる」として会期内の編成に否定的な見解を示した。

　選挙区内で現金を配った疑いで東京地検特捜部の事情聴取を受けた菅原一秀前経済産業相（自民党を離党）が議員辞職したことを受け、「政治とカネ」の問題も議題に上った。
　安住氏は「おごりや緩み、たるみが出ている。政権与党として国民にきちっと説明しなければならない」と自民党の説明責任を指摘。共産党の穀田恵二氏は菅原氏が菅義偉首相の側近だとして「菅さんに関わる直接の問題だ」と主張した。

　森山氏は「同僚だった一人として申し訳なく思う。菅原氏は『時期を見ておわびと説明をする』と表明している。しっかり果たしていただけるよう我々も努力しなければならない」と述べた。公明党の高木陽介氏は、2019年参院選を巡る大規模買収事件で有罪が確定した河井案里元参院議員が当選無効となったことを受け「各党合意できれば国会議員歳費法を改正させて歳費を返還できるようにしたい」と述べた。

　一方、安住氏は内閣不信任決議案提出について「（9日の）党首討論での首相の答弁次第だ」と述べた。森山氏は不信任案が提出された場合の衆院解散の可能性について「首相のご判断だ」と述べるにとどめた。
https://mainichi.jp/articles/20210606/k00/00m/010/082000c