松屋の「シュクメルリ鍋」、ニンニク依存症が松屋に集結し売り切れ続出

松屋フーズが展開する松屋で、期間限定で再販されている「シュクメルリ鍋定食」が予想を上回る売れ行きとなり、一部店舗で売り切れが発生するほどの人気になっている。この事態を受け、同社がX（旧ツイッター）で謝罪。また、これまで同定食を率先してPRしてきた駐日ジョージア大使館のティムラズ・レジャバ大使もXを通じて宣伝の自粛を宣言したことで、SNSにさまざまな反応が寄せられている。

「世界一にんにくをおいしく食べるための料理」と呼ばれるシュクメルリは、鶏肉をガーリックの効いたホワイトソースとチーズで煮込んだジョージアの郷土料理。松屋ではソースにこだわり、ごはんに合う味わいに仕上げている。2019年12月にテスト販売で登場し、20年1月に全国販売を開始。その後、1度復活し、昨年実施した「第3回松屋復刻メニュー総選挙」で1位を獲得したことにより、今回の3年ぶりの再販が決まった。レジャバ大使は再販初日となった6日に松屋を訪ね、大勢の仲間たちと同定食を堪能。その様子をXで紹介していた。

日本ではあまりなじみのなかった料理だが、SNSでの評判は上々。しかし、その人気は同社の想定を上回り、一部の店舗で売り切れが発生した。松屋は8日、公式Xを更新し、「2/6より復刻販売を開始致しました『シュクメルリ鍋定食』ですが、想定を大きく上回る反響を頂き、一部店舗で売り切れが発生しております。ご迷惑おかけいたしますがご理解ご了承お願い申し上げます」と報告。別のポストでは「レジャバ大使がここまで想いを寄せて頂いているのに、一部売り切れ店舗を発生させてしまい申し訳ございません」と謝罪した。

これにレジャバ大使が反応し、同日、「少しの間宣伝を自シュクさせて頂きます」とダジャレを交えながらポスト。これらの投稿に対し、ネットユーザーからは「売り切れ？まだ食べてない」「近くの松屋も売り切れだったわ」「えっ…食べられなかったら悲しい」「もう定番メニュー化した方がいいのでは…」などの声が寄せられている。

https://www.iza.ne.jp/article/20240209-TLUZBQFROJEEVPWWOOTBQA3KVQ/?outputType=amp