ラーメン屋の店長、コロナで店を閉めるも代わりに始めたテイクアウト専門の和菓子店が女性に大ヒットして嬉しい悲鳴

ラーメン店経営者「テイクアウトで何かを」…10月に始めた「フルーツ最中」店が大ヒット コロナ禍にあった商機
2021年4月11日 日曜 午前11:00

https://www.fnn.jp/articles/-/166877

店頭には、その時季最も旬なフルーツを使った、常時10種類のフルーツ最中が並ぶ。

お皿のようになった白やピンクの最中の上に、バナナやリンゴなどが練りこまれた2種類のあんこと、イチゴやメロン、ブドウなど旬なフルーツが乗り、色鮮やか。

その見た目からSNSで火がつき、女性を中心に話題となっている。

開店前から店先には列ができ、午前10時に開店すると、続々と人が入ってくる。先頭に並んでいた女性は、18個も購入した。

先頭に並んだ女性客:
先日来たんですけど、もう完売で悔しくて。今日頑張ってきました

リピーターの女性客:
フルーツは新鮮、ジューシー。フルーツだけではなくて、最中の味とあんこの味が生きているというか

行列のできる人気店となった「フルーツ最中 十み果」だが、店のオープンには新型コロナの影響があった。
オーナーの富山貴史さんは、ラーメン店を経営をしていたが…。

オーナーの富山貴史さん:
コロナの中、飲食店だけをやっていくより、もう1つテイクアウトを使った何かをやろうと考えて…

結局ラーメン店を閉めた富岡さんは、自らが好きでテイクアウトができる和菓子に着目。
韓国の「トゥンカロン」というカラフルな菓子をアレンジして「フルーツ最中」を考案した。

提供するものは、ラーメンから和菓子へと大きく変わったが、食べ物を扱うことに変わりはなく、店のオープンはスムーズにいった。
逆に、想像以上の反響に当初、戸惑ったという。

殺到する客に、商品の製造が追いつかず…。嬉しい悲鳴が続いている。