- さっき昔の同級生と街で遊んでたんだけど
友達も俺も政局マニアで、ちょうど「マイクおさめ」の演説やってる時間なので駅前で誰か候補者の演説を聞きに行った
すると野党統一候補が演説していたんだが、これを見て野党共闘で政権交代ができない理由に気づいたのである - まずは異様な雰囲気だ
駅ロータリーにはのぼりが立ち、運動員がチラシ配りをして街頭演説やりますよという準備をしていたのだが、その運動員が軒並みぱっと見70歳以上、団塊世代の集まりなのである
普段、若者がたむろしている休日の夜の駅前ロータリーに、なぜか老人が大量に集まっている。それも組合上がりの「市民活動を長年やっていたような」独特の雰囲気を持った高齢者の集まりなのであるこの時点で、明らかに通行人から浮いていた
- 選挙って色々ルールあって
ぽっと出の若者が関与すると
痛い目見るからなあ - >>3
とにかく気になるのは聴衆がまばらだったこと
駅前ロータリーで普段は人がたむろす場所なのに、演説があるからみんな逃げちゃって、残ってるのはわずかな老人しかいない（恐らくは古くからの身内）
甘利に若者の存在がないので、運動員が「候補者本人が後で握手しに来ますよ」と促してきて、演説終わりに俺のところまで来てくれたほどだ - >>5
組織（後援会）の若返りに失敗したんだろ
なかなか難しいんよ選挙は - >>7
そういうのを見てきたので書いていく - 最初は候補者本人はあいさつ回りで不在のようで
応援弁士がいたのだが、その演説が微妙だった
たとえば「私は非武装中立をするべきだと考えている。台湾沖に自衛隊の護衛艦が通過し、中国を刺激するようなことをやっている。こんな戦争を煽る政治はいけない」という物言いは俺の中で物凄く引っかかるものがあった昨今、東アジアの軍事的緊張を高めているのはどう考えても中国なわけで
平和アピールをするのであれば中国をむしろ叩かないとだめではないかということ
冷戦時代の左翼的価値観（アメリカの軍拡は悪、中露は味方なのでセーフ）で凝り固まっていて、現代の安全保障感覚から明らかに浮いている感が否めなかった - 応援弁士は全員、候補者と同じ党所属の党員だった
それも〇〇党××市支部とか△△県連の◆◆長みたいな、党職員の役職者だったつまり同じ党内でかつ地方議員でさえないのである
おおよそ地方選で候補者だったんだろうけど通らなかったタイプの人だと思う。もし受かっていれば、通常この手の演説には現職地方議員が応援に來るからこれが余計に「身内感」を高まらせていた
- 狭さを感じるんだよな
- >>8
たとえるなら、先祖代々その土地に住む「寄合」の爺ちゃんたちが自治会館の中でやってる行事をそのまま駅前に持ち出したような異様さがあるのよ
確かに彼らも同じ市内の住民だし、彼らは「部外者」に向けて支持を集めるよう頑張っているのもわかるんだけど、けど見えない壁を感じるということこれが原因だと思うの
- この地域では自民党は大臣級の大物で、いわゆる無風区で、ずっと勝ち続けている
そうはいっても世論の多くは自民党の昭和と同じ金権腐敗の古い政治にうんざりしている
つまり有権者の大半は自民党支持ではない、基本うっすらとしたアンチであるし、あるいは嫌いすぎて政治そのものに嫌気がさして投票に行かない人も多いと思うこっちを全部取ることができれば、自民党議員だって落選できるのに
野党統一候補でそれができていない - 比例とかいう民意ガン無視のクソ制度が悪い
- >>12
小選挙区の候補者の最終演説なのに
東京の党本部が作って全国一律で選挙じゃなくても朝立ちでまいてるようなただの党政策ビラをまいていて
その地域のためにどう働くかが見えてこないのよ
小選挙区は「地域の民意」のためなのに、そこで勝つための地域独自のたたかいができていない - >>16
当選する見込みがない候補は
比例票はを集めるのが仕事だから - >>19
そうなんだよ
負ける前提の選挙感がにじみ出てるんだよ
老人が惰性でイベントをやってる感。いうなれば公共施設で開催している「地域の福祉フェア」みたいな雰囲気があるの
本来は一般多数派国民に福祉に理解してもらうためにフェアをやってるはずなのに、障がい者の家族とか施設の職員とかの身内だけで集まって、異様な空気になって一般人はとっつきづらくなるあの感じに似ている
あれもいつのまにか「どうせ一般人なんてきやしないから、自分たちが成れた昔ながらのノリで自分たちの集まりをやって成功させましょう」みたいなことに目的がすりかわっちゃうのよ。すると大勢の他人にリーチすることより、過去開催時と全く同じ形態を再現することができるかが達成目標になっちゃって、ああいう残念な光景になるの - >>25
長い - 〇〇党の候補者であり、〇〇党の専従職員や党員の身内のお爺さんお婆さん、労働組合の活動家しかいないのである
配ってるチラシも、候補者本人の個人マニュフェストではなく党の政策ビラをそのまま配布しているものである。表紙に顔が踊る党首は多忙につき、ここには来ていない - というか、ここは自民の大臣級の現職が「勝つ」ことが分かり切っているので、党中央の側もいまさら支援に入っても仕方ないと、半ば見捨てているんだと思う
そういう「内輪でダメもとで頑張ってる感」がにじみ出ていることが、野党が勝てない理由だなと、俺は痛感したのだ - 気づけたなら良かったじゃん
もし政治に前向きに参加したいなら
対抗馬が比例で通れば後援会に入るとか
色々あるやろ - >>15
自民現職は大臣級だし
おそらくこの地域の「土地に根差した支配層（先祖代々その土地に住む土着の企業経営者など）」の組織票を固めてるこいつらを切り崩すことは今さら困難。土着の老害を潰すことはできない
しかしこっちはこっちで特定の党派に固まって「昭和の社会運動サークル感」の老人集団じゃ、もっと多くの有権者にあいそうをつかされると思ったのだ - >>20
って選挙事務所に行って言ってやればいいのよ - >>23
俺は市議選・県議選で無党派政治家の選対に入ったことはあるよ
大学時代には「民主党政権で国が亡ぶ」と思って安倍派の候補者（のちの政務三役）の事務所でバイトして安倍晋三の応援演説のスタッフさえやったことがある。けど政権交代して自民党がやっぱり心を入れ替えていないクソ利権政党のままだと気づいた。うわっつらだけをネトウヨアピールでカモフラージュしてさ
だから今は自民党は打倒するしかないと考えている - 保守派の老害は他に入れるとこが無いと思考停止で自民に投票するんやろなぁ
- >>17
保守派の老害は「それでメシを喰ってる」から入れるんでしょう
農協とか医師会とか商工会議所とか業界団体とか、特にその土地に土着の職業系の組織集団
だからたまたま仕事で引っ越してきてそこに住んでいて、市外の普通の会社（社内に政党ポスターも張ってない政治とつながりが無縁の企業）に勤務している人の利益ガン無視で、そういう普通の大多数の現役世代の収めた貴重な税金を、土着老害にばらまき続けるんだよ - しばらくすると候補者本人が現場にやってきた
マイクを握ってから、自分の今までの経歴を話し、自民現職がいかに大臣時代も無能だったか、自民の金権や統一問題がおかしいかなどの批判をしていて、そこらへんは弁も立つし言ってることもまともだった。古い政治を変えようとする意志は見えた - 自民党の悪口言ってるだけでまともだと思われるんだから野党って楽な仕事だよ
経済政策を語りやがれ - >>21
ネトウヨはわからないんだろうけど
自民党が古い支配集団で問題を抱えた政党なのは事実ただ「自分たちの政策を語れ」という君の指摘も実は正しい
ただ、それを言わせると「中国を刺激して戦争を煽るな」というトンチキ理論になっちゃうの
これが残念すぎてただただしんどかった - 野党独特のフェス感てやつだろ
- >>24
それすらない
〇〇党の特定の党派だけの集まりだった
本人は野党統一候補ですと言っていたが、あまり大っぴらに連呼はしてなかった
自民現職が大臣級で強すぎて無風区で勝つ見込みがなく、他党（特に最大野党）が一切タッチしなくなった結果仕方なく比例票稼ぎで負ける前提でこの人が立たされてる感がにじみ出てた - 高齢者で、それだけ長い期間政治に理解があって、特定の思想（つまり冷戦期の東側に立った左翼）で、かつ特定の〇〇党を支持する党派である人だけが集まり、それとニアリーイコールな存在に対してやってる感をアピールするだけの政治活動にしか見えなかったわけよ
- でお前は何をしたいのか謎
こういう自説だけ述べたい奴選対にきてほんま迷惑だったわ
かと言って追い出す訳にもいかんしめんどくさい - >>31
それは今から書くから聞いてって
理解できなかったら追い出してね - たとえばここに、自力で候補者を擁立できなかった〇〇党とか〇〇党とか〇〇組の地元支部の人を集めるとか
のぼりを立てるとか、党員に応援演説やらせるくらいならそれらの他党の人にかわるがわる弁士させたほうが
まだ「野党共闘統一候補感」が出て、多くの通行人にとって接しやすかった感はあると思う
「（自分を含めた）みんなの人」ではなく自分たち大多数の通行人から乖離した「一部の人」にしかみえない
この印象を下げることに腐心しないといけないと思った - 全部読んだがいわゆる普通の政治ヤジだな
このタイプのダメなところはみんな同じ
つまり>>1の中に理想たる政治が出来てない
理想がないから何に対しても批判しか出てこない
年齢にもよるが、今さら>>1から理想のアイデンティティ作れる？作れないならもう政治ゴロの人生しかない - >>34
いや、いいこといってるんだよ
俺はあしたこの人に一票入れるよ
けど俺自身は「非武装中立」は無理だと思っている
軍隊のない、戦争の一切ない世界は理想だが人間が愚かな異常無理だ。ウクライナに武装を解除してプーチンに降伏しろなんて言えない。ガザの人たちにイスラエルに降伏しろなんて言えない
専守防衛の国防さえ否定する左翼に政権を任せることは無理だと思う。だから、負ける前提で俺はこの人に入れるよ - いまどき野党共闘とか言ってるのあそこしかいないじゃん
- >>35
あえて言わないでおく - それから今大多数国民にとって問題視されているのは裏金、統一問題の2点である
「脱原発」「非武装中立」はここで持ち出すイシューではないこれではリベラル野党全体のまとまりもできない
立憲民主党には原子力村の組織候補もいる（電力総連で検索してほしい）
共産党の場合自衛隊の存在さえ認めてないが、対米従属の日米安保を見直す（これは石破首相も言っている）うえで自国の防衛力自体は保持するという立場の野党支持層もいるはずだ
ましてリベラル政治にさえ縁のないノンポリ・無党派の多数国民に浸透するには、なおさら中道感を出さないといけない - ただ希望はあった
駅のロータリーで、友達と二人で演説を聞いていたんだが
すぐとなりのベンチに女の子が座っていた。ぱっと見俺より若い20歳前後くらいで、化粧をし、カフェでパンケーキ食ってそうな雰囲気だった
その子は友達と待ち合わせてるんだろうと思った。ずっとうつむいてスマホの画面を見て、TIKTOKのおすすめをスライドさせていたからだだが、いつまでたっても席を立とうとしない、友達がやってくるわけでもない
- その女の子は、演説が始まるとたまにちらりと遠巻きに見上げて、またスマホの画面に目を落としていた
一方俺は誰も聴衆がいない（俺ら以外は運動員の高齢者しかいない）空間じゃ寂しいからと、「演説が終わった際に一緒に拍手しようぜ」と友人とくっちゃべっていた。そんでマイクおさめの瞬間に拍手を二人でしてたんだけどそしたらベンチにいた女の子も、小さく拍手をしていたんだよ
彼女は聴衆だったのだ - ぶつぶつ独り言か
- >>41
俺と友人は政局マニアで、選挙活動もやっていたことがある（ちなみに友人の親は某野党の議員だった）
そういうこともあって、選挙現場を花見感覚で行って演説聞きながらくっちゃべったりするのはあるんだよね - 選挙やったことある人ならわかるけど
選挙活動の場に若者が自発的に来ることはほぼない
親（の仕事の付き合い）で連れられてしがらみで引っ張られる子しかいない
これは自民系も野党系も無党派市議でもそうだ
たとえるなら「親戚の墓の掃除」みたいにいやいや連れられるもので、平成生まれの若い候補者もそういうしがらみで立たせられた組合の組織候補や、世襲政治家しかいないものだしかしこの野党候補の現場には確かにたった一人、若者の聴衆がいたのである
選挙を見に行ったら政治が変わらない理由が分かったwww
VIP
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