- ワイもそいつも自称進出身やったんやが何かにつけてワイの成績を馬鹿にしたりクラス内でも人の容姿を弄ったり暴言を撒き散らす奴だった
- 当然クラス内ではみんなに嫌われて唯一無下にしなかったワイに付き纏うようになった
- 普通に話そうと思っても「4ね！」「お前はよく○高に入れたなw裏口入学だろ！出ていけ！」と会話する度に暴言を吐かれた
- 本当なら無視しても良かったけどクラス内で孤立する苦しさは誰よりも分かっていたからそいつを卒業まで見捨てることはしなかった
- 本当なら無視しても良かったけどクラス内で孤立する苦しさは誰よりも分かっていたからそいつを卒業まで見捨てることはしなかった
- 連投されたわ
- なんかイッチもヤバそうオーラ出てるけど大丈夫？
- イッチも大概アスペやと思うで
- >>7
>>8
ワイはADHD
医者の診断でアスペルガーの線は低いって言われた - >>10
仲間居たなぁ - >>10
似たもん同士やん - ソイツの名前は栗田という
栗田は馬鹿みたいに騒ぎ立てる低身長の面長で
ヒロアカと第五人格の話しか出来なかった - 毎日のように付きまとわれ一緒に飯を食べてやらなければ癇癪を起こした ある日ワイが高校二年生になり部活動の友達が出来るようになった
- 高校の同級生
↑この時点でもう知り合いなのにさらに知り合いってわざわざ付け加えるのがアスペっぽい - >>13
バイト先に連絡する時もわざわざ「そちらで働かせて頂いてます○○です」って言ってしまうわ
アスペも少し入ってるんやろな - 4人組で飯を食べていると栗田が「なんで俺を省くんだ！お前もクラスの奴らと一緒なんだろ！！！おい！！！」とゲェジのように暴れ回った
- そしてワイは気づいた ワイも栗田だったのやと
- 「ごめん、飯の時間は部活の連中と食いたいから邪魔せんで欲しい」と言ったら栗田は不満そうな顔で引いていったが翌日以降毎日のように来るようになった
- 部活の連中は栗田のことを嫌っていたが強く言い出すことが出来ない状況が続いた
- その晩ワイは栗田を抱いた。「ワイの胸で眠れ」というと栗田はつきものが落ちたかのように安らかな顔を浮かべ一筋の涙を流した
- いわゆる潔癖症をこじらせた奴や
- そこでワイは高一に医者から発達障害診断テストを受けたのを思い出した そこに当てはまる項目が栗田とそっくりなのだ
- ごめん、結論から話してくれる？
- >>27
イッチ
栗田
ラブラブ - >>27
イッチADHDだから順を追いながらじゃないと上手く話せないんやない？ - adhdのことしか調べていなかったが深く調べると発達障害にはアスペルガーという障害も存在することがわかった
- それはまさしく栗田の事だった
コミュニケーションの異常さはここから来ているのだと - アスペルガーには薬物療法がない
周囲の人間が根気強く付き合っていかなければならない事を知った 本人に自覚症状がないことも - 部活の連中は限界だった
栗田がいない日には頭を掻き毟って暴言を吐き散らす連中がそこにはいた - 「栗田のせいで！俺は！！！あああああ！！！」
部活の連中がゲェジ化するのを見ていられなかった
- そうか、お前らは健常者で
栗田の事もワイの事も知るよしなんてないんだよな - そこでワイは二つの決断を迫られた
一つは栗田を突き放すこと アスペルガーについて知識を十分につけたワイは対策法も講じていた
もう一つは栗田との共存 しかしワイは耐えられても部活の連中は限界を迎えていた - 「やるしかない…か…」
- 昼休み いつもの様に弁当箱を持ってウキウキでワイのクラスに入ろうとする栗田を見かけた
- イッチの雰囲気が異様
- アスペルガーの最大の特徴は自覚症状がない
ここで障害に対する理解があるワイのアドバンテージを活かすしかない - 部活の連中から、栗田ごと切られて終わりやろ
- >>44
どうなったと思う？ - 「栗田、お前みんなから嫌われてるよ」
廊下でウキウキの栗田にワイは伝えた
- アスペルガーの最大の利点かつ弱点
本人に無理やり自覚させることでしか勝ち目はなかった - 栗田の目から大粒の涙が溢れる
「だって…！だって俺はあ…！みんなから嫌われていることなんて薄々気付いていたんだよおお…！だけど…普通の関わり方ってのがわっっっかんねえんだよｯ…！！！」 - ああ、そうか
一番苦しんでいたのは周囲の人間じゃない
彼自身だったんだね - だけど下手な救済は返って彼を苦しめる
だから - 「ごめんね」
ワイは栗田をその場において去っていった - 栗田ってアイシールド21におらんかったけ
- 美味しんぼの栗田ちゃん初期めっちゃかわええ
高校の同級生に酷いアスペルガーの知り合いがおった
おーぷんなんJ
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