障がい者が涙の訴え。「一般人からの合理的配慮が無さすぎる。介護・運送業の人手不足は私たちへの人権侵害です」

介護・運輸業界の人手不足、障碍者の生活直撃　県へ訴え「移動困る」

介護業界や運輸業界での「人手不足」が身体障碍者の生活を直撃している。
ヘルパーやタクシーを手配することができず人権が脅かされる事態に、障碍者から切実な声が上がっている。

「夜空の月や星を最近見たことがない。夜の景色を眺めることすらできない」

「県車椅子友の会」の青野会長は、「ヘルパー不足」の現状を伝えた。

「ヘルパーさんがいないから自立したくてもあきらめるしかない。自由な移動は最低限の権利だ」と指摘した。

「県視覚障碍者協会」の伊藤会長は、「配車を求めても1時間こない」「障碍者は移動に困っている」と訴えた。

また、改正差別解消法では障碍者に対する「合理的配慮」の提供が民間事業者にも義務づけられるようになるが、
事業者や県民の理解が進んでおらず、県民向けの啓発の充実を求める声が相次いだ。

https://www.asahi.com/articles/ASRCK7GWHRCJUTPB00N.html