日本、不妊治療大国だった。識者「1998年の出来事が原因です」🤔

低出生率の一要因になっているニッポンの性教育の罪《妊活世代の誤った感覚》

出生率が低下している日本
実は体外受精の実施数が世界一多い「不妊治療大国」でもある
しかし多くの人たちが体外受精にも臨んでいるにかかわらず、出生率アップに結びついていない
採卵1回あたりの出生率が何と最下位なのだ

その大きな要因の一つに、日本は不妊治療を開始する患者の年齢が、諸外国に比べて高いことがある
日本では体外受精を開始する平均年齢が40歳
日本に次いで体外受精件数が世界第2位の米国では34歳だ

義務教育で正しい妊娠・出産の知識を学んでいないがゆえに、芸能人の高齢出産のニュースなどを見て、「40代でも出産できる」と思ってしまう人は少なくない
「産みたいのに産めない」という状況になって初めて、自分の生殖機能の現実と向き合うことになる

「35歳を過ぎたら高齢出産になることとか、卵子の加齢で妊娠率が低下するとか全然知らなかった」
「“40代で出産したらいい”って普通に思っちゃってた」などと同様の声は、女性たちからよく聞かれた言葉だ

「妊娠のタイムリミットについて、もっと早くに知っていたら」という後悔の声も少なくない

日本の教育課程では、受精の前提となる性交についての記述はない
理由は、国が定める学習指導要領（１９９８年改定）に「妊娠の経過は取り扱わないものとする」という一文が追加されたためで、いわば“妊娠の過程＝性交については取り扱わない”とするルールのことだ

知った上で選ぶのか、知らないうちに選択肢がなくなっているかの違いは、あまりに大きい

「妊娠の経過は取り扱わないものとする」“低出生率”の一要因になっている“ニッポンの性教育（通称・はどめ規定）”の罪《妊活世代の誤った感覚》

出生率が低下している日本。実は体外受精の実施数が世界一多い「不妊治療大国」でもある。しかし多くの人たちが体外受精にも臨んでいるにかかわらず、出生率アップに…

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