山梨県知事「裏金の定義を教えてください」二階派から渡された1182万円不記載。記者に逆質問

長崎知事の資金管理団体は2019年、自民党二階派の政治資金パーティーの売り上げノルマの超過分1182万円を現金で受け取り、そのまま確認を失念して収支報告書に記載せず約5年間事務所の金庫に放置していたとしています。

この問題発覚後、長崎知事は初めての定例記者会見に臨みました。

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質問:問題発覚後に自身に寄せられた県民からの声について

山梨県 長崎幸太郎知事:
「意識的な不記載ではなくて預り金的なものとして認識をしていて、したがって自らの政治資金ではないので（1182万円は）政治資金収支報告書に記載するべきものではない。という話をしたら皆さん納得をしていただいて、そういうことならそうだよねと」

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質問:「問題はない」（去年12月）としていたが?

去年12月6日
記者:（一連の政治資金問題で）知事自身については問題はない?

長崎知事:
「ないと思っていますけれども、この機会に総点検をしています」

去年12月、取材に対して一連の自民党派閥のパーティーの収支を巡る不記載問題について自らは問題はないという認識を示していた長崎知事。

長崎知事:
「その段階（12月上旬に問われたとき）においては現金があったという事は認識していた。その時点では預かり金なので我々のお金じゃないですよねと。なのでこれは記載できないですよねと。あの時点でお答えした段階ではまさに記載すべきものが残されているということはないと認識していましたが、その認識は全体の流れの中で違う認識のもとに処理をせざるをえなかったと」

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質問:1182万円は「裁判に影響?」

長崎知事は22日、取材に対して

記者:
「お金の受け取りは秘書がやっていたのでしょうか?」

長崎知事:
「そこらへんは全て公判前であって具体的な話は一切すべからずと」

25日の会見
記者:
「この公判というのは誰の何をさしているのか確認をさせていただければと思います」

長崎知事:
「志帥会（二階派）の会計責任者です」

記者:
「そうしますと1182万円に関しては志帥会の会計責任者の公判に影響するお金だと認識されているという事でよろしいでしょうか」
長崎知事:
「いずれにしてもそれに関する一切の事は触れるべきではないというのが弁護士からのアドバイスでありますので、そういうものだと思って理解をしております」

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「裏金」ではないのか?

長崎知事:
「そもそも裏金の定義を教えてください。私たちは（預り金として）自分たちの資金とは認識していなかったわけです。収支報告書は自分たちの政治資金の収入を記載すべきものであって、よそ様の資金を記載すべきものではありません。収支報告書ではないですけれど帳簿にしっかり記載をし、なおかつ他人様のお金なので手を付けずに保管をしていたと。したがってこれは裏金ではありえないと考えています」

その上で長崎知事は「処理について積極性を欠いた点については落ち度であったという話で意図的に不記載にしたものではない」としています。

つか選挙資金だろ
宣伝費なのか票の買収費なのかは知らんけど