ブッダ「全部は縁起の所為や、これあればかれあり、これなければかれなし、全ては原因があって結果がある、それが宇宙の大原則や」

ブッダゆかりの宝飾品、オークション出品にインドが抗議
https://www.cnn.co.jp/style/luxury/35232676.html

ブッダ「ぶっちゃ俺が悟り開くことも、ずっと最初から因果律によって決まってた」

これマジ？

何で関西弁なの？

全部諦めろ←確かにそうだが無理

あれはありえへんわ

親ガチャについては？

割とどんな思想も仏教にたどり着くからこの宗教に勝てる気しねぇわ

触れ合う袖も他生の縁やで

アスペ「私はそうは思わない」

これってつまりLeibnizのPrinciple of Sufficent Reason (PSR)のことだよね？
PSR: ∀x.∃y.y→x
仏陀はどう定式化してるのだろう？

>>12
縁起法頌。
「もろもろのダルマは原因より生じたものである。如来はそれらの原因を喝破した。またそれらの滅をも（喝破した）」

じゃあその原因って何？　と言ったら十二因縁の一番最初に来る「無明」。

>>16
今風に言うとPSRの適用を因果律にのみ限定したもの、かな
無明はただ1つあるもの？それとも沢山あって少しずつ異なるのか、あるいは沢山あると想定されるがその区別は出来ないものなのか？

>>20
諸説あって難しいところだけど、まあ「第一原因」ですよね。ショーペンハウアーの言う「盲目的意志」です
だから唯一と言えば唯一だけども、ブッダ一人が無明を滅したからといって他の人間の無明まで滅するわけではないので（滅するとする派も無い事は無いんですが）難しい

>>22
後半についてさらっと流してしまった
全ての原因である無明を滅してしまうと、因果律が成り立たなくなるよね？
つまり仏陀は世界を滅ぼそうとしたのだろうか？
まあそんなはずはないけど、論理的にはそうなるよね

>>24
そうですね、少なくともそれが近代以前の伝統的解釈です。無明と煩悩・渇愛などはほぼほぼ同義語とされてきたので。近代仏教以降は無明は「無知」の事だという主知主義じみたものになるんですが

で、おっしゃる通り確かに世界を滅ぼそうとしたことになるんですわ。だから初めてヨーロッパに紹介されたとき仏教は虚無主義じゃないかみたいな批判もあったわけで
これはショーペンハウアーの説にも言えることなんですが、無明が第一原因にして世界そのものの実体ならばどこまでもその中でしか存在できない人間が無明を滅するなんてできっこないはずなんですよ。可能な解釈としては無明がそのまま「明」に変わるとしか考えられないのです

これを根拠に仏教は科学的（）とか言い出す人が後を絶たないんだが、これ突き詰めれば輪廻という概念はどうしても出てくるんよ。無からいきなり生まれる訳がない、という事はみんな何度も死んだあとまた生まれ変わってる…という風に
またカーストも肯定される。世の中の不平等・不公平にも根本的な原因を求めるとするなら前世の業以外に説明付けられないから。けど科学的だという人たちはその辺は都合よくカットする

普通のことを言ってるから覆すのは難しいな

いや、他の人の無明、という言葉から無明は複数あるけど区別出来ないってことかな
まあThe indiscernibility of identicals
∀xy.∀f.fx =fy → x=y
より無明が複数あってそれらの区別できないなら、実はそれは同じ1つの無明である、と結論できるから、結局同じ事なんだけれど

>>25
これは唯識論なんかでは暗い部屋がいくつもあったとして、そのうちの一つに灯がともっても他の部屋は暗いままだみたいな説明だった記憶がありますね

状態を保存しようとする生物としての本能が無明