【正論】中国外務省「沖ノ鳥島は『島ではなく岩』」

日本最南端にある沖ノ鳥島周辺のEEZ＝排他的経済水域内で、中国の海洋調査船が活動していたことについて、27日に中国外務省の報道官は次のように主張しました。

「国連海洋法条約に基づくと、沖ノ鳥は島ではなく岩であり、EEZや大陸棚を有することはできません。日本が沖の鳥“岩”をEEZとして主張するのは国際法違反です」

中国船はワイヤーのようなものを海中に下ろしていて、日本政府が外交ルートで抗議した後、EEZ内から出ていきましたが、中国側は反発しています。

「中国の海洋調査船がこの海域で活動するのは公海での航行の自由で、日本は干渉する権利がありません」

沿革

1543年 – スペイン船が発見、アブレオホス（スペイン語: Abre Ojos）と命名される（異説あり）。
1565年 – スペイン船が発見、パレセベラ（スペイン語: Parece Vela）と命名される。
1639年 – オランダ船が発見、エンヘルスドローフテ（オランダ語: Engelsdroogte）と命名される。
1789年 – イギリスのウィリアム・ダグラスが発見、ダグラス礁（英語: Douglas Reef）と命名される。
1922年（大正11年） – 日本の海防艦「満州」が測量を行う。
1929年（昭和4年） – 水路部発行の海図第800号に「沖ノ鳥島」の名称で記載される。
1931年（昭和6年）7月6日 – 内務省告示第163号により「沖ノ鳥島」と命名され、東京府小笠原支庁に編入される[22]。