「週刊少年サンデー」歴代漫画作品ランキングが発表される 俺たちの『ちくちくウニウニ』を抑えて1位に輝いたのは・・・

3位：『らんま1/2』
3位は『らんま1/2』でした。高橋留美子さんにより、1987～1996年に連載されていた格闘ラブコメディー漫画作品です。

主人公・早乙女乱馬は、格闘家の男子高校生。中国の「呪泉郷」を訪れた際、誤って泉に転落してしまいます。すると、水に触れたら姿が女子に変わってしまう呪いにかかり、実家へ戻ることが困難に。父・玄馬のツテで、天道早雲の営んでいる道場へ居候することとなります。

そこで出会った早雲の娘であるあかねをはじめ、さまざまな登場人物たちによるドタバタ劇が展開されるところが魅力の作品です。

アンケート回答者からは、「青春時代に読んだ漫画。カンフーアクションがネタで動きのある展開が面白かった。中華服も好きだった（40代女性／神奈川県）」「初めて読んだ漫画でずっと好き（30代女性／千葉県）」「わちゃわちゃしている感じが面白く絵柄も好きだったから（40代女性／福岡県）」「性別が変わるという設定に憧れた（40代男性／北海道）」などのコメントが寄せられています。

推理小説家を父に持つ高校生探偵で主人公の工藤新一は、幼なじみの毛利蘭と遊園地でデートをしていた際、黒の組織によって毒薬を飲まされ、子どもの姿に変えられてしまいます。新一は「江戸川コナン」として蘭の自宅に居候しつつ、難解な事件を解決して黒の組織の行方や正体を追い求めることとなります。

1996年からテレビアニメ版も放送開始され25周年を突破したほか、原作も1000話以上のエピソードが作られている長寿作品です。

アンケート回答者からは、「本格的な推理を楽しむことができると感じるからです（30代女性／宮城県）」「コナンくんと一緒に事件を推理していくのが楽しいですし、さまざまな魅力的な登場人物、ストーリー展開のおかげで子供の頃から今まで一度も飽きたことがありません。青山先生の絵も大好きです（30代女性／大阪府）」「黒の組織編が大好きです。面白い。こことここがつながっていたんだ！となる（30代女性／石川県）」「毎回コナンが難事件を解決するのと、ラブコメもあって面白いから（40代女性／大分県）」などのコメントが寄せられています。

※回答者のコメントは原文ママです

4月14日公開の劇場版「名探偵コナン 黒鉄の魚影」が興行収入100億円を突破、歴代No.1の成績を叩き出したことも記憶に新しい「名探偵コナン」。2024年には連載30年を迎える「コナン」から、毛利蘭と灰原哀がワンツーフィニッシュを決めた。蘭、哀のみならず、吉田歩美も4位にランクイン。サンデーを長らく支えている長寿作の凄みを見せつけた。

3位に輝いたのは、高橋留美子の大ヒット作「犬夜叉」のヒロイン・日暮かごめ。さらに「コナン」以外の現行連載作のヒロインたちも負けておらず、七草ナズナ（「よふかしのうた」）が5位、みく（「愛してるゲームを終わらせたい」）が7位、スヤリス姫（「魔王城でおやすみ」）が8位と票を集めた。みくはサンデーうぇぶり連載作品唯一のトップ10入りを果たしている。6位の中川かのん（「神のみぞ知るセカイ」）、10位の野上葵（「絶対可憐チルドレン」）といった完結作ヒロインの人気も根強い。新アニメも後押しとなったのか、完結から36年が経った「うる星やつら」のヒロイン・ラムも9位と健闘した。