「スイカゲーム」海外にバレる「コカインのような中毒性」

100万ダウンロードを突破した話題のパズルゲーム『スイカゲーム』が海外向けに配信を開始。掲示板サイトのredditでは海外向け配信を喜ぶ声やジョークとして「コカインのような中毒性」を訴えるコメントも

プロジェクターなどを提供するAladdin X株式会社は10月20日、同社が開発し話題を呼ぶNintendo Switch用のパズルゲーム『スイカゲーム』を海外向けに配信開始し、国内累計ダウンロード数が200万を突破したことを発表した。

『スイカゲーム』画像・動画ギャラリー

本作はAladdin X株式会社が手掛けるプロジェクター・popIn Aladdinシリーズに内蔵されているほか、Nintendo Switch向けに240円（税込）で販売されている。

『スイカゲーム』は照明一体型3in1プロジェクター「popIn Aladdin」シリーズに実装されるかたちで2021年4月にリリースされた落ちものパズル系ゲームだ。2021年の12月にNintendo Switch版がリリースされ、2023年の6月より配信者や動画投稿者などが遊びはじめたことで話題を呼び、10月6日には100万ダウンロードを突破。

10月6日から約10日間でさらに100ダウンロードを達成し、このたび200万ダウンロードを突破したことかたちとなっている。

本作のルールは四角形のケースの中へ果物を落下させて配置し、「よりグレードの高い果物」をケース内に“できるだけ多く”収納することを目指すこと。

作中にはサクランボやイチゴといった様々な果物が登場し、最もグレードとスコアが高い果物がスイカとなっている。同種の果物をぶつけることで「よりグレードの高い果物」に変化するため、効率的に果物をグレードアップさせることがハイスコアへの鍵となる。

ゲームプレイは上述のようにシンプルだが、「なんだかハイスコアを狙そう」だと感じさせる設計が高い中毒性を持っており、人気の要因となっている。国内での盛り上がりは海外にも波及し、ゲームメディア・Polygonが「How to get Suika Game（スイカゲームの入手方法）」という海外から本作を購入する手順を紹介する記事を執筆するに至っている。

本作の海外向けの配信に際して掲示板サイトのredditではさまざまなコメントが寄せられており、「日本のeショップカードを買う必要がなくなった」と喜ぶコメントや「コカインのような中毒性があり永遠に遊んでしまう」と他ユーザーに冗談として警告するコメントが寄せられている。

いっぽう、海外版は翻訳されておらず、また欧州・豪州・北中南米・韓国・香港への配信となっている。プレスリリースによると順次各地域の言語にあわせた多言語版をリリース配信する予定だ。

国内外で盛り上がる本作の動向を引き続き注視したい。

https://news.yahoo.co.jp/articles/decad78c4193bac2befea79c36f74d80ff8bf063