公務員（55）、上司（59）に1000回無言電話をかけ鬱病にしたとして逮捕される

神戸市環境局の５５歳の職員が、上司の携帯電話に繰り返し無言電話をかけて抑うつ状態にさせたとして、傷害の疑いで逮捕されました。
警察によりますと、無言電話は３か月でおよそ１０００回に上るということです。

逮捕されたのは、神戸市環境局東灘事業所の職員、佐々木淳容疑者（５５）です。
警察によりますと、去年１１月上旬からことし１月下旬までの３か月間に同じ職場で働く５９歳の上司の男性に無言電話を繰り返しかけて、抑うつ状態にさせたとして傷害の疑いが持たれています。
上司の携帯電話には毎日、昼夜を問わず数時間おきに無言電話があり、３か月間でおよそ１０００回に上るということで、上司がことし１月、警察に相談していました。
調べに対して「何度も無言電話をかけた」と供述して、容疑を認めているということです。
警察は２人の間でトラブルがなかったかなど詳しく調べることにしています。
職員の逮捕について、神戸市環境局事業管理課は「今後、事実関係を確認したうえで厳正に対処したい」と話しています。